第67回日本リウマチ学会総会学術集会に参加してきました

リウマチ・膠原病センターの古屋です。
2023年4月24日―26日、第67回日本リウマチ学会総会学術集会が福岡国際会議場で開催され、荏原ホームケアクリニックのリウマチ・膠原病センターとして参加してきました。

学会会場外観写真
学会会場外観2

今回は当クリニックから初めてポスタービューイングで発表も行ってきました。
関節リウマチという疾患は関節炎や関節破壊・変形により要介護状態になるリスクが高いと言われておりますが、いまだ在宅医療における関節リウマチの治療やケアなどは確立されたものがありません。今回の他施設の発表を見ても在宅医療のクリニックからの演題発表は少なく、今後のさらなる発展や経験の蓄積が望まれます。関節リウマチも高齢化が進んでおり、在宅医療を必要とする方が増えてくることが予想されます。そのような事態に備えて、より質の高い診療が行えるように今から準備していくことが必要だと改めて実感しました。

古屋ドクター・学会にて

今回の学会はとても有意義な3日間でした。お休みをいただきありがとうございました!今後の課題も見つかり、より一層モチベーションを高く持ち精進していきます。

次は6月の日本在宅医療連合学会で古屋、大中、野田が発表予定ですので頑張っていきましょう!