パーキンソン病の新しい治療法・アムシェプリ

こんにちは。
あすかホームケアクリニックです!
この度、パーキンソン病の新しい治療法であるiPS細胞を使ったアムシェプリが承認されました。そこで、今日は「アムシェプリ」という新しい治療について、
そしてそのカギになる iPS細胞(アイピーエス細胞) について、できるだけわかりやすくお話しできればと思います。

まず、iPS細胞ってなに?

iPS細胞とは、
体の細胞を“若返らせて”、いろいろな細胞に変化できるようにしたものです。
たとえば――
皮膚の細胞

若返らせる

心臓の細胞や神経の細胞に変えることができる
というような技術です。
これを使うと、「失われた細胞を補う治療」が可能になります。眼科領域や循環器領域の治療などにも応用されています。

パーキンソン病との関係

パーキンソン病では、
脳の中の ドパミンを出す神経細胞 が減っていきます。
そこで、iPS細胞から
👉 ドパミンを作る神経のもとになる細胞
を作り、
👉 それを脳に移植する
という治療が「アムシェプリ」です。

これまでの治療との違い

これまでは
→ 薬でドパミンを補う治療
アムシェプリでは
→ ドパミンを作る“細胞そのもの”を補う治療
という違いがあります。

ポイント

✔ 手術を伴う治療です
✔ すべての方が対象ではありません
✔ 長期的な効果は未知のため今後の評価が必要です

しかし、新しい治療=必ず受けるべき治療
ではありません。特に在宅医療ではその方の生活や希望に合っているかどうか何より重要です。
とはいえ、iPS細胞を用いた治療は今後大きな期待を寄せられる治療法であることは間違いありません。在宅医療の分野でも今後この治療を受けたという患者さんが増えてくるかもしれませんね!

IPS細胞イメージ

参考文献
Kikuchi T, et al. Nature. 2017;548:592-596.
Takahashi J. Nat Rev Neurol. 2020;16:347-359.
Schweitzer JS, et al. N Engl J Med. 2020;382:1926-1932.

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