春の味覚 イタドリ

春の陽気に誘われて近所の川原を散歩してきました。
可憐な花々や新緑が気持ち良いですが、それよりも私が気になるのは食べられる植物です。
ナバナやノビル、セリ、フキなどいろいろ見つかって嬉しくなりますが、今の時期私にとって嬉しいのは
タケノコとイタドリです。でも、タケノコは勝手に取ったら怒られそうなのでぐっと我慢。
一方、イタドリは他に取る人もなく、ほっておくとボサボサに生い茂ってしまうので、遠慮なく頂いています。

 

沢山取れました。

 

イタドリを食べるには下ごしらえが重要です。
皮をむいたら、さっとお湯にくぐらせてから水につけて、あく抜きします。

 

イタドリは、酸味がありますので、あく抜きの時間で調整します。
酸味が好みでしたら一晩水に漬けるだけでも大丈夫ですが、酸味を抑えたい場合は、水替えをしながら2日くらい漬けておきます。

 
一度に食べきれないときは、塩蔵しておきましょう。
食べる時には、一晩かけて水で戻しします。

 

さて、あく抜きが終わったらいよいよ料理開始です。
私は、豚肉と炒めるのが好きです。

食べやすい大きさにカット。
(左側が水に漬けたもの。右側は塩漬けして水で戻したものです。)

 
フライパンにサラダ油と鷹の爪1本を入れて加熱。
豚肉を入れて炒めたのち、イタドリを投入。
しんなりとしてきたら、麺つゆを入れて炒め煮。
水分が飛んだところで軽く塩コショウして出来上がりです。

 

爽やかな酸味が、豚肉の脂と相性抜群です。
ビールやご飯と良く合いますよ。