経鼻胃管とは
- 経口摂取が不可能あるいは、不十分な患者に対し、鼻から消化管内に通したチューブを道いて流動食を注入する処置のことをいいます。
適応
- 経口摂取できない患者に適応する。(消化管に障害がある場合は適応しない)
長所・短所
- 長所
- 管の挿入が比較的に容易である。
- 管が入っているか確認が行ないやすい。
- 短所
- 意識がある人には違和感や苦痛が強く、排痰が困難である。
- 外見的にも鼻にチューブが出ているので気になる。
- 認知症の人の場合、自己抜去の可能性がある。
往診で行なうこと
- チューブの交換。
- 栄養状態のチェック。
- 誤嚥性肺炎の有無の確認〜熱発の有無、痰の量、性状、肺音の確認。