第19夜 中心静脈ポートについて

川口です。
お鍋が恋しい季節になってきました。12月になり忘年会シーズンですね。
クラブワールドカップも近づいてきました!
今回は中心静脈ポートについて取り上げます。
 

ポートイメージ

 

Q:Piccカテーテルはどんな利点があるの?

心臓の近くの太い静脈に留置した中心静脈カテーテルと皮下に埋め込むポートを連結させて比較的簡単に栄養剤や薬剤の点滴を行う事が可能になります。

皮膚の上から針を皮下に埋め込んだポートに刺して点滴を行います。

豆知識
ポートは100円硬貨位の大きさで円盤状の形をしていて厚さ8~13㎜程度で重さは5g程度です。
ポート本体にはシリコンで出来ている部位があり、針が刺さりやすい構造になっています。
使用頻度によりますが数年間は使用可能と言われています。
~さらに詳しく~
ポートは薬や点滴製剤の注入口(針が刺さる場所です)である本体とカテーテルで構成されます。カテーテルは血管内に挿入されて本体は皮下に埋め込みます。

Q:お風呂は入れますか?

お風呂に入れます。スポーツなど体を動かす事も出来ますが埋め込み部に大きなダメージが加わるような事は避けてください。

Q:ポートはどこに埋め込むの?

皮下に埋め込みます。前胸部、前腕部、大腿部が挙げられます。
☆外から見ると少し皮膚が盛り上がる程度です。大きく目立つ事はないです。服を着ると埋め込んだ場所はほとんどわからなくなります。☆

Q:ポートの利点は?

血管ではなくポート部分に針を刺して点滴を行います。その為、手技が簡単で出血・神経損傷などの危険性が少なく在宅療養患者さんに適しています。
患者さんが自分で針を抜く事も可能です。
点滴をしていない時間はポートから針を外す事ができます。通常の生活が送りやすいです。

Q:ポート挿入中のトラブルは?

ポート自体の破損、挿入部や周囲の皮膚トラブル、血栓による閉塞(閉塞が起こると点滴製剤が皮下に漏れてしまいます)、感染があげられます。
閉塞や感染を起こすとポートを再増設する必要があります。

Q:ポートを使って点滴を行う時に必要な物品はあるの?

ポート専用の針があります。ヒューバー針、フーバー針と呼ばれます。針含め他にもありますが医療機関に相談してみましょう。

 
今回はここまでです。
来年のワールドカップの抽選も終わりました。私の大好きなイタリアは予選敗退してしまいました。注目しているチームはクロアチアとデンマークです。
2017年も残り少なくなってきましたが気を緩めずに頑張っていきましょう!
来年もよろしくお願いします!