詳細|尿道ステント治療について

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尿道の狭い部分(前立腺や狭窄しているところ)にチタン製の金属を挿入し、尿道を広げる治療です。残念ながら男性にしか行うことができません。ステントは内視鏡を見ながら行います。治療時間は30分程度です。

尿道ステント治療の様子

尿道ステントの手順
  1. ベッドに横になってもらいます。
  2. 必要に応じて抗菌剤の注射を行います。
  3. 麻酔を行います。麻酔は尿道内にゼリーを注入する方法と陰茎の根元に局所麻酔を注射する方法を併用しますので、処置中あまり痛みはありません。
    尿道ステント治療イメージ
  4. 内視鏡を尿道から挿入し、必要なステントの長さを決定します。
    尿道ステント治療イメージ
  5. ステントを内視鏡を見ながら挿入します。ステントはお湯を少量流すことで一部が広がり、尿道に固定されます。
    尿道ステント治療イメージ
  6. 排尿できるかを確認して終了になります。
主な合併症
尿道の違和感
留置後2〜3日で改善します。留置後3日程度は鎮痛剤を服用してもらいます。
尿路感染
あらかじめ抗菌剤の予防投与を行います。
血尿
術後止血剤を服用してもらいます。抗凝固剤を服用している方は出血するリスクが高くなりますので、中止可能な場合はあらかじめお薬を中止してもらいます。
失禁
ステントが尿道括約筋を超えて挿入されてしまうと、尿が漏れるようになってしまいます。しかし位置を修正することで改善できます。
ステント位置のずれ
位置がずれると失禁や逆に排尿できないと言ったことが起こりえます。位置を修正することで改善できます。
ステントは周りに石がついたり位置がずれてしまうことが起こる場合があるので、定期的に交換が必要です。
ステント留置後に思い通りの排尿ができなかったり、やはりカテーテルの方が生活しやすいといった場合は簡単に取り除くことができます。取り除く場合は、冷水を注入することでステントが柔らかくなるため簡単に取り除くことができます。
交換はステント挿入と同様の手順で行います。

当院では神経因性膀胱を伴っている排尿障害の方にも、尿道ステントを積極的に行っています。神経隠棲膀胱が原因の方は膀胱の収縮が悪いために尿が出なくなっていますので、あえて尿道括約筋を超えるように尿道ステントを留置します。このためステント留置後は常時失禁するようになりますので、オムツでの対応が必要になってきます。
あらかじめどの方法が良いのかは検査を行って判断します。
治療後にやはりカテーテルに戻したいという場合もあるかと思います。ステントは除去可能ですので、一度試してみるといったことも可能です。

受診に当たって

当院は在宅医療を提供するクリニックです。様々な原因で病院へ の通院が大変な患者さまをサポートしております。 他院で訪問診療や治療を受けられている患者さまでも対応いたしますので、まずはご相談下さい。

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